こんにちは!
パーソナルトレーナーの坂口達哉です!
アスリートだけでなく一般の方にもよくある肩が上がらない人に向けて書いていこうと思います。
今回は、筋肉から考えていこうと思います!
私が日ごろトレーニング指導をしている中で、肩が上がらないと訴えるお客様はたくさんいらっしゃいます。
特に高齢者の方に多い印象ですがどの世代でも起こりうることです。
アスリートでは日々の練習、試合、トレーニングなど繰り返すなかで肩が上がらなくなることもあります。
一般の方やアスリートでもその原因を知ることと改善方法を知っていればすぐに肩が上がるようになるかもしれません。
肩が上がらなくなる原因
肩が上がらなくなる原因には様々あり場合によっては病院で診てもらう必要があります。
大まかに分けると
肩を上げていくときに
・痛みが出る場合→四十肩や腱板損傷などの疑いがあります。
・つまりを感じる場合→周囲の筋肉などの機能不全の疑いがあります。
まずはこの判断をして病院に行くかどうか決める、もしくは相談することが必要になります。
分からないのにストレッチやトレーニングを行うことはかえって逆効果になりかねないので注意しましょう。
今回は、痛みがでないが肩が上がらない人に向けて書いていきます。
今は痛みがなくても悪化すれば痛みに繋がることはよくあるので早めに対処することが大切です。
肩関節周囲で考えられる機能不全
- 考えられる筋肉の短縮
・大胸筋、小胸筋
これらは硬くなることで猫背や巻き肩を助長する。
・僧帽筋上部
・大円筋、小円筋
・上腕三頭筋
・広背筋
- 考えられる筋肉の不活性
・僧帽筋下部
・前鋸筋
これらの筋肉は肩を上げていく際の肩甲骨の上方回旋・後傾を促します。
上方回旋・後傾がでない場合、肩峰が正しく挙上できない。
そんな状態で投球動作のように内外旋を繰り返す動きを行うと、
軟部組織にストレスがかかり肩峰下インピンジメントを起こしやすくなる。
これらの要因で肩が上がらなくなる可能性があります。
あくまで可能性があるということなので、どれか一つの筋肉が原因となる場合もあります。
筋肉が原因ではなく皮膚や靭帯、関節包など様々要因を疑っていく必要はあります。
ローテーターカフの機能不全
回旋筋腱板ともいわれるローテーターカフは上腕骨頭と関節窩に安定させる機能がある。
前面と後面の筋肉のバランスが崩れることも不安定になる原因となります。
・棘上筋
・棘下筋
・小円筋
・肩甲下筋
まとめ
今回は簡単に筋肉の機能不全から紹介しました。
実際、肩が上がらないお客様に対して、
肩関節の後方組織のストレッチ・リリースを行うとすぐに肩を上げるのが楽になった。
ということも多々ありました。
これは、即効性はありますがすぐに戻ってしまいます。
なので、そのストレッチやリリースを習慣化することであったり、原因となる姿勢や動作の改善に取り組むことが必要になります。
まずは原因を探り、今回紹介した筋肉のストレッチを行ってみてください!
コメント